マナー?モラル?多目的トイレと障がい者専用駐車場は優しさが必要です!

京都は少し最高気温が下がって来て、だいぶ過ごしやすくなりました。
このまま秋になってくれたらと思います。
さて、今回は障がい者にとって助かる設備についてのお話です。
取り上げるのは『多目的トイレ』と『障がい者専用駐車場』です。

多目的トイレは数年前に芸人渡部建が性行為の場所に使っていたとして全国ニュースになりましたね。
この多目的トイレはバリアフリーになっていて車いすでも段差なく出入り出来、トイレ空間が広くとってあるので動きやすいのが特徴です。
また便座傍には緊急連絡ボタンがある所もあります。
名称は多目的トイレですが、マークは障がい者を連想する車いすのマークが書かれてる場合も多いです。
もちろん多目的なので、ベビーカーに乗せた子供も一緒に入れるし、子供のオムツ交換や授乳に使う人もいるし、メイク直しに利用したり、並ぶのがしんどいお腹の大きい妊婦さんや杖をついた高齢者、他にはペットと一緒に利用する人もいますね。
この広いスペースと言うのが、先ほどの渡部建のようなことに利用しようと考えたり、トイレではなくただ休憩する為に長時間居座る人がいてトラブルになるケースが増えています。
一般のトイレではどうしても利用出来ない人からすると、この多目的トイレは絶対必要なものなので、配慮や気遣いなどのマナー、モラルは必要だと思います。
ただ健常者の人が利用したからと言って罰則がある訳ではありません。

障がい者専用駐車場はスーパーやドラッグストア、病院、イベント会場など、大きな駐車場では大体あるように思います。
障がい者専用駐車場には車いすのマークが書かれていて多目的トイレよりは利用出来るケースがはっきりと分かりやすいと思います。
ここに書かれてる車いすマークは【障害者のための国際シンボルマーク】で身体障がい者だけでなく精神障がいや知的障がいも含まれています。
障がい者専用駐車場に車を止めた人が車いすに乗っていれば見れば障がい者と分かりますが、外からは分かりにくい障がい者の場合は「障がい者じゃないのに止めやがって!」と思われてしまうこともあります。
この障がい者専用駐車場も多目的トイレ同様に、障がい者じゃないのに車を止める人がいます。
他にどこも空いてないからとか、急いでるから並んで待てないからとか、出入り口に近くて便利やからとかの理由が多いようですが、障がい者ではない人が利用しても、こちらも法律違反はなく罰則や罰金はないとのことです。

そこじゃないと利用出来なかったり、そこじゃないとかなり不便だったりと、今本当に必要な人が安心して利用出来るように、優しい配慮、優しい判断が出来る世の中になって欲しいです。

Poster:揚げ出し豆腐